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冒頭とは?/ マイワン

[ 706] 「おっ」と思った小説の冒頭をあげるスレ:アルファルファモザイク
[引用サイト]  http://alfalfa.livedoor.biz/archives/51259939.html

君が長生きするかどうかは、運命にかかっている。だが、充実して生きるかどうかは、君の魂にかかっている。
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グレゴール・ザムザに起ったことが吉良上野介義央にも起った。ザムザの変身譚を信じられぬ人は、この物語もまた信じられないだろう。
とか言ってももちろん佐野は返してくれないし、自尊心はそもそも返してもらうもんじゃなくて取り戻すもんだし、
そもそも、別に好きじゃない相手とやるのはやっぱりどんな形であってもどんなふうであっても間違いなんだろう。
慈姑を摺り下ろしたものを、焼き海苔でくるんで脂で揚げる。昔それを食べて美味しい、と思い、もう一度食べたい、と思っているうちに五十年が経ってしまった。
サンタクロースをいつまで信じていたかなんてことはたわいもない世間話にもならないくらいのどうでもいいような話だが、それでも俺がいつまでサンタなどという想像上の赤服じーさんを信じていたかと言うとこれは確信を持って言えるが最初から信じてなどはいなかった。
深い秋の静かな晩だった。沼の上を雁が啼いて通る。細君は食台の上の洋燈を端の方に引き寄せてその下で針仕事をしている。良人はその傍に長々と仰向けに寝ころんで、ぼんやりと天井を眺めていた。二人は長い間黙っていた。
死のうと思っていた。ことしの正月、よそから着物を一反もらった。お年玉としてである。着物の布地は麻であった。鼠色のこまかい縞目が織りこめられていた。これは夏に着る着物であろう。夏まで生きていようと思った。
お母さまは、何事も無かったように、またひらりと一さじ、スウプをお口に流し込み、すましてお顔を横に向け、お勝手の窓の、満開の山桜に視線を送り、そうしてお顔を横に向けたまま、またひらりと一さじ、スウプを小さなお唇のあいだに滑り込ませた。
ストラウスはかせわぼくが考えたことや思いだしたことやこれからぼくのまわりでおこたことわぜんぶかいておきなさいといった。
メロスは激怒した。必ず、かの邪智暴虐の王を除かなければならぬと決意した。メロスには政治がわからぬ。メロスは、村の牧人である。笛を吹き、羊と遊んで暮して来た。けれども邪悪に対しては、人一倍に敏感であった。
説明書は最初に覚えた。次に用いるべき部品を箱の中から取り出し、指の力は入れすぎず抜きすぎず、慎重にその場所へと持っていく。作品を作り上げるという大きな流れから見れば意識する必要もないくらい一瞬のことで、行動として見てもいたって単調な作業ではあるのだが、全てが緊張の繰り返しだ。
十月四日早朝、鳥取県境港市、蜷山の中腹で少女のバラバラ遺体が発見された。身元は市内に住む中学二年生、海野藻屑さん(一三)と判明した。藻屑さんは前日の朝から行方がわからなくなっていた。発見したのは同じ中学に通う友人、A子さん(一三)で、警察では犯人、犯行動機を調べるとともに、A子さんが遺体発見現場である蜷山に行った理由についても詳しく聞いている……。
本書の成立には長い準備期間を要した。まず子供のとき、日本語をおぼえなくてはならなかった。さらにそれよりもわたしは、まず生まれてくる必要があった。
オタがたまたま読んだだけの本を紹介して面白くなくなるんだけど、このスレは良かった。米はまたしてもそうなりつつあるのがザンネン。
「その醜くも穢れきった指先で凶華様のたおやかな御腕を掴むという冒涜的行為を今すぐやめろこのユダ的背者」
その少女は可憐な外見に似合わぬとてつもなく偉そうな口調で一気にそれだけ言うと、不良だろうが鬼だろうが一撃で泣かせてしまうような凶悪な眼光を放った。
何とかと煙は高いところが好きと人は言うようだし父も母もルンババも僕に向かってそう言うのでどうやら僕は煙であるようだった。
女は赤ん坊の腹を押しそのすぐ下の性器を口に含んだ。いつも吸っているアメリカ製の薄荷入り煙草より細くて生魚の味がした。
そもそもの始めは七月のある晴れた午後だった。とびっきり気持ちの良い日曜日の午後だ。芝生の上に丸めて捨てられたチョコレートの包装紙でさえ、そんな七月の王国にあっては湖の底の水晶のように誇らし気に光り輝いている。不透明で優し気な光の花粉がはにかみながら、ゆっくりと地表に舞い降りていた。
背筋をまっすぐ伸ばして目を閉じると、風のにおいがした。まるで果実のようなふくらみを持った風だった。そこにはざらりとした果皮があり、果肉のぬめりがあり、種子の粒たちがあった。果肉が空中で砕けると、種子はやわらかな散弾となって、僕の裸の腕にのめりこんだ。そしてそのあとに微かな痛みが残った。
このラノベは筒井が『ダンシング・ヴァニティ』と『ビアンキ・オーバーステディ』を書く一要因になったらしい。
そこはさらっと書いとかないと、そこに読者が注目しちゃって後々の話に本腰いれないから、って現国で習ったよ。
しかし、他人の口からまことしやかに語られる陰謀は、九十九パーセント以上の確率で、ただの妄想、もしくは意図的な大嘘にすぎない。
とりあえずMissingを先に読む事をすすめる。文章で本当に恐いと思える作家は稀少。ラノベと馬鹿にせず是非最後まで読んでみるべき。
大西洋上には低気圧があった。それは東に移動しながら、ロシアをおおう高気圧にむかって進んでいたが、これにさえぎられて北方に転ずる徴候はまだしめしていなかった。等温線と等暑線がその責をはたしていた。気温は、年間平均気温、極寒極暑両月の気温、非周期的な月間気温変動にたいして秩序正しい関係にあった。日の出、日の入り、月の出、月の入り、月、金星、土星環の位相、その他おおくの重要な現象は、天文年鑑の予報と一致していた。大気中の水蒸気は最高張力をしめし、空気の湿度は低かった。いささか古風だが、この事実を的確にひとくちでいえば、つまり、一九一三年八月のある晴れた日だった。
医師から手遅れになった妻の癌を宣告されたあの瞬間を思い出す時、磯辺は、診察室の窓の下から彼の狼狽を嗤うように聞こえたやき芋屋の声がいつも甦ってくる。
ナボコフが本当にすごいのは、あれだけの名文を母語でない英語で書いてのけたことだとひそかに思っている。
ここまでのほうがよくね?もちろんママンが死んだだけでもいいけど、これは邦訳の素晴らしさが大きいし。まあ有名どころなのでどうでもいいっちゃいいけれど。
芥川賞の審査会ではこの冒頭で評価が割れたらしい。いつもは「ま、こんなもんですワ」的なコメントをしてた開高健が珍しくほめてたな、冒頭以外は。
断っておくが、おれは自分で自分がそう好きなわけじゃない。それどころか、いやでいやでたまらないくらいなんだ。第一おれは、自分をそう信用してもいない。ショウチュウを飲む人間なんて、原則的に信用すべきでないとさえ思っている。ショウチュウを飲みすぎると、人間は必ず魚類に変化するんだ。現におれのおやじも、おれの見ている前で魚になった。
世界一の”砲丸”作り職人の辻谷さん 「北京五輪にはウチの”砲丸”は提供しない」:アルファルファモザイク

 

[ 707] 興味を持つ冒頭にしよう - 人を動かすウェブライティング
[引用サイト]  http://www.web-writing.net/how_to_writing/a_subject/catch/interest.html

インターネットのユーザーは、とにかく「無駄な閲覧」を嫌います。せっかくホームページに訪問してくれたとしても、「あ、これは違う」と思えば、その先を読まずにすぐに立ち去ってしまいます。
一方で、ユーザーは常に「探し疲れ」を起こしています。インターネットには情報がありすぎて、自分の欲しい情報をなかなか見つけられないのです。そのため、初めの1〜2文で「この情報を知っておきたい」とさえ感じてもらえれば、多少のわかりにくさがあっても頑張って読む気持ちになってもらえます。
そこで、ページの冒頭や、文章内の章・節・項のはじまりなどは、ユーザーが興味を持つことから書きはじめましょう。長い本文を飽きさせず、最後まで読んでもらうことができます。
最も確実な方法は、話の結論から書くことです。あなたは、様々な検討を重ねてユーザーが魅力に思うような内容を準備したはずです。その内容の中心である結論さえ始めに伝えてしまえば、ターゲットとするユーザーは必ず興味を持ってくれるはずなのです。
たとえば、「商品をできるだけ安く買いたい」と思っているユーザーが、次のようにはじまる文章を読んだとします。
創業から早くも5年。皆さまの支えがあって、当店はここまで成長できました・・・(間に5年間の歴史)・・・そこで当店では、来月1日から10日まで、全商品40%オフの開業5周年謝恩セールを実施いたします。普段は取り扱わない高級商品までズラリと揃えて・・・(セールの内容)・・・
当店では、来月1日から10日まで、全商品40%オフの開業5周年謝恩セールを実施いたします。普段は取り扱わない高級商品までズラリと揃えて・・・(セールの内容)・・・(5年間の歴史と感謝の言葉)・・・
あなたならどちらの文章が目に止まるでしょうか? 私は2番目の文章なら最後まで読むと思いますが、1番目の文章では途中で読みあきてしまうと思います。知りたい情報は「どう得なのか」だけであって、「得」との関係がわからない限り「誠意」や「歴史」についての長い話を聞くのは苦痛だからです。これでは「40%オフ」という大変な企業努力もうまく相手に届きません。
以上のように、話の結論にはユーザーを引きつける情報が含まれています。どうしても魅力的な始まり方にできないと思うときには、まずは結論から書いておけば間違いありません。
新聞などでも、リード文といって、見出し直下の1〜数行で、話の総論を先に書いてしまうスタイルが定着しています。結論を先に見せることで、読者が欲しい情報をすぐに見つけられるようにしているわけです。
「あなたの問題をよく理解している」という始まり方を活用してみましょう。ユーザーの問題意識を刺激し、興味を高めることができます。
どうやったらホームページの効果が高まるのか、だれでも頭を悩ませることだと思います。私たちは、コンテンツのライティングにこそ大きなカギがあると考えています。なぜなら・・・
1番目はズバリ結論から書かれていますが、突然言われても「ああ、そう」としか思われないかもしれません。2番目の例であれば「うんうん、確かに効果を高めたい。それで、その答えは?」と先が気になり、興味が高まるわけです。
人は何かを質問されると、本能的に相手の話に関心を持ちます。そのため、質問から始めることで、目的がそれほどハッキリしていない相手にも興味を高めてもらうことができます。
私が「壁紙の黄ばみの落とし方」を積極的に探しているユーザーなら、1番目の方を好むかもしれません。しかし、ぼんやりと「壁紙」のことや「ハウスクリーニング」について調べている状態なら、2番目の方が目にとまると思います。「簡単に落としてみたくありませんか?」という問いかけに、思わず「え、そんなことができるの?」と反応してしまうからです。
ただし、使いすぎると「そう思うから読んでいるんでしょう!」と、わずらわしさも感じさせますので注意してください。

 

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