ただただとは?/ マイワン
[ 1081] ただただし@「ただのにっき」のエンジニアいとをかし/Tech総研
[引用サイト] http://blog-tech.rikunabi-next.yahoo.co.jp/blog/tada/
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かれこれ2ヶ月ほど更新できずにおりますが、実は本業がかなり多忙になってしまい、このブログのネタを集める時間もとれないありさまなのです。このまま放置しておくのも忍びないので、Tech総研編集部とも調整した結果、「しばらく休載」とさせていただくことにしました。 とくに期限は設けないもののあくまで休載なので、今までのように時間がとれるようになれば再開するつもりです。しばらくの間、(RSSリーダから削除したりせずに!)お待ちください。申しわけありません。 家人が専門学校で講師をしているのですが、そこの生徒さんの何人かが、Windowsのウィンドウサイズの変更をするのに、角の部分がドラッグできることを知らなかったそうです。つまり、ウィンドウの縦横を両方広げたいときには、ウィンドウの右端をドラッグしてから幅を広げ、続いて下端をドラッグするという手間をかけていると。 「そりゃひどいね」と反応したものの、よく考えてみたら知らなくて当然という気がしてきました。自分はWindowsを3.1の頃から使っているから知っているのです、ウィンドウの角をドラッグすると、ウィンドウの幅と高さを同時に変更できることを。キャプチャ画像の上はWindows 3.1のものですが、ウィンドウの隅がちゃんとそういう形状になっています。 ところがWindowsXP(図の下)には、そういうアフォーダンスがありません。右下にはいちおうそこに何かありそうなマークがあるものの、それが何なのかは想像もできません。偶然そこにマウスカーソルを置くまで、そんな機能があることに気づきもしないでしょう。 ウィンドウのサイズを変更するには、ウィンドウの端をクリックし、希望のサイズに枠をドラッグして変更します。 と書いてあるだけ、動画と音声で教えてくれるチュートリアルでは、そもそもウィンドウサイズ変更方法の説明がありません(!)でした。 XPの前に使われていたWindows 95のデザインでは、そもそもバーの存在がわかりにくかったものでしたが、XPではその点は少し改善しています。しかしこのようにビジュアルデザインを凝るために切り捨ててしまった要素は、他にもあるように思えます。 ものごとの歴史を知っていれば人生に深みが出るものだし、知っている人が得をするのは当然だし許容できますが、こういう「格差」はあまり歓迎できませんね。 今回はただのメンテナンスということですぐに復旧し、事なきを得ましたが、こういうWeb上のサービスはスタートアップしたばかりのベンチャーが運営していることも多いため、突然倒産→終了しても不思議ではありません。そうでなくても、トラブルでデータが消えたりするかも知れませんし、アカウントを消されたりする可能性もあります(なにしろWeb2.0の世界ではいつまでもベータ版なのですから、消えてしまっても文句は言えません)。 そう考えて、自分が使っているネットサービスを数えてみたら、自分でも驚くくらい、けっこうな量のデータをネット上に置いていることに気づきました。 従来、「バックアップ」と言えば自分のPCの内部のデータを別のメディアにコピーすることでしたが、いまや大事なデータはネットワーク上の特定のベンダーにあることの方が多いかも知れません。バックアップをするなら、むしろこちらを優先すべきでしょう。 私の場合、メールは以前から別のアドレスに転送していましたし、写真は手元にコピーがあります。日記もバックアップ体制を取っているので、残るはタスクリストとブックマーク、購読しているフィードをなんとかすればよさそうです。運良く、どのサービスもなんらかの形でデータを取り出せるようになっているので、ちょっとスクリプトを書いて毎日データを取得し、バックアップをとるようにしました。 これでいちおう、データとしてはバックアップが取れたわけですが、安心できるわけでもありません。サービスがつぶれたとしたら、別のサービスにそれらのデータを移せるとは限らないからです。唯一、フィードリーダはOPMLという標準形式がありますが、他のサービスはちょっと工夫しないと再利用は難しそうです。こんな不便で不安な状況は過渡的なものだとは思いますが、もしものことを考えると普通の人たちにこういうサービスを勧めるのは、まだまだためらってしまいます。 昨日、今日と東京近辺はすごい雨で、そういう日に限って出張が入ってオフィスでぬくぬく過ごせなかったり、鉄道のダイヤが乱れて遅刻したりして、散々でした。そういえば先日、平林さんがJRの券売機のユーザインタフェースがなってない件について書かれていましたが、鉄道のIT化はユーザがないがしろになっている場面が多い気がします。 たとえば写真の、最近見かけるようになった列車の運行状況を知らせる電光掲示板。実際に駅で目にするだけで、何が問題かすぐにわかります。狭い画面内に冗長な文章を表示しているため、スクロールしないと全文が表示できず、立ち止まってしばらく待たないと何が書かれているのか判断できないのです。日本語は文章を最後まで読まないと文意を判断できないので、待たされている間に乗る予定だった列車が出てしまうかも知れません。これでは運行状況にもっとも関心があるはずの「急いでいる人たち」に情報が伝わりません。 従来、この手の案内は、駅員さんが手書きで貼り出していたものですが、あれは改札を通りながらチラと見るだけで内容が把握できました。この「最新システム」は、駅員さんの手をわずらわせることなく、どこかの司令室でキーボードから入力するだけで全駅に案内を流せるようになったかも知れませんが、乗客にとっては不便になっただけです(ただ、日本語の読めない人は助かっていますね!)。 こういう設計時に想定できなかった問題点とその解決策は、システムの導入前にちょっとしたユーザテストをするだけでもあぶりだせるものが多いです。いくつかのシナリオを設定して、実際の利用者に使ってもらうユーザテストを実施すべきでしょう。 そういえば、従来は定期入れを片手で見せるだけで済んでいた改札が、磁気式の自動改札機になったときには両手を使わなくてはいけなくなって、えらく不便に感じたことを思い出します。これはICカード式が普及しはじめてやっと解消されつつありますが、効率化を目指すあまり、肝心のユーザに不便を強いることが、まかり通っていたのですね。やはり、少なくとも公共の場所で使われるようなシステムでは、ユーザテストくらい義務化してもいいんじゃないかと、個人的には思うのですが。 2ヶ月も前の話ですが、同じTech総研ブログのピンク少佐が机にフィギュア飾ってますかをいう記事を書かれていて、「お、おれだってフィギュアくらい飾ってるもんね」と思い、送ろうと思っていながらすっかり忘れていたのですが。昨日、ふと思い出して写真を撮ろうと思ったら、ない。度重なるオフィスの引越しにも耐えて、ずっと大事にしていた「Sun Microsystemsのキリンさん」がないのです。 といっても「Sun Microsystemsのキリン」がなんのことだかわからない、若い読者も多いと思いますが……と思ってネットで探したけど、これもなかなかないものですね。やっと1箇所見つけました。こんなのです。もう10年以上前の販促グッズだと思いますが、当時のピザボックス型ワークステーションを膝に抱えて、ちょこんと座る姿がカワイイのであります。まぁ、なくなったのに気づかずに「大事にしていた」もないものですが。 仕方がないので、自宅の液晶ディスプレイの上を撮りました。まぁ、自宅ならこんなもんでしょう。しかし、液晶ディスプレイの上は狭いので、並べ方に工夫がなくて面白くないですね。そう言えば液晶テレビのせいで猫の居場所がなくなったなんて話をよく聞きますが、オフィスでも似たようなことが起きているように思えます。 以前は、CRTディスプレイやミニタワーPCの上に、UFOキャッチャーで取ってきたぬいぐるみを山盛りにしている同僚とかいたりして(どう考えても排熱的にまずいのですが)、どの机の上もかなり賑やかだったものです。最近は液晶ディスプレイとスリムデスクトップのせいで、飾る面積が極端に減ってしまい、職場に彩りが減っているように思えます。近頃はノートPCの台頭で、さらにこういうグッズを置く場所が減りつつあります。 PCが小型化して、机の上は空きスペースが増えたはずなんですが、そういうスペースには仕事の資料などが進出してしまうので、どうしても遊びの領域が減ってしまっているような(PCの上って、ちょっと遊んでもいいという雰囲気がありましたよね)。そう考えると、PCの小型化は嬉しいことばかりではないように思えてしまう、秋の夜でした。 |
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